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【名   称】 CAB_07.JPG 【ふ】「小さな訪問者」
【登 録 名】 CAB_07.LZH
【制作者名】 CAB.
【作成方法】 LHA X CAB_07 で解凍した後、JPEGの見られる
       ツールで御鑑賞ください。
【検索キー】 CAB_07.LZH $JPG #FREEHAND
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【登場人物】 クゥム(中央、スフィンクス、ネセトの妹)
       ネセト(右下、自称フェルティのライバル)
       フェルティ(左上、とりあえずこのシリーズの主人公)
【転載条件】 連絡下さい。アーカイブの内容は変えないでください。
       Q2や営利目的のネットはお断り致します。
【制作環境】 PC9821Xe10(40MB)+Windows95+PhotoFinish97
       +HD1.7G+GT−6500ART2
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ダウンロードしていただきありがとうございました。m(_ _)m
でも、今回はちょっとお手軽な感じのCGになってしまいました(^^;;
せめてもう少し画面の構成力があったら良かったのですが・・・なかなか(;_;)

さて、今回はスフィンクス娘シリーズ(?)の第四弾です。

−−−−−−−−−−−−−−−おはなし−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

スフィンクスの学校の課題でなぞなぞの修行に日本へやってきたフェルティ。
紆余曲折の挙げ句、たまたま通りすがった健二の家に住むことになりました。
しかしそこへフェルティの幼なじみのネセトが乱入してきて健二の家はピラミッドに
されてしまいました。
それでは健二に感想を一言。
「結構いいよ、夏涼しそうだし」
まあ、当事者が納得しているならいいんですけどね。

さて、それから何日かたった日曜日、フェルティと健二はなぞなぞのネタを集める
ために本屋まで出かけました。
そしてその帰り、フェルティはなぞなぞの本をたくさん抱えてとても嬉しそうです・・・。
「さすが日本はたくさん本があるのね〜、これでようやく修行も進むわね」
「そ、そうだね」
もちろんフェルティは日本のお金なんかは持っていません。
「とほほ〜、子供の本って結構高いんだな・・・あれ?」
そう言って健二が見た先には大きなトランクを引きずっている女の子がいました。
でも、その女の子はとても日本のものとは思えない服装をしている上にその背中には小さ
な羽が生えているのでした。
「フェルティ、あの女の子ってフェルティの知ってる子?」
「あっ、あの子は」
「知ってるんだ」
「うん、あの子はネセトの妹のクゥムちゃんって言うの」
「えっ!?・・てことは・・」
「ううん、大丈夫、あの子はネセトと違ってとてもしっかりした子だから。
・・・・・・ただ・・・」
「ただ?」
「ううん、なんでもないよ。さっ、声をかけましょ」
・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・・
そしてここは健二の家(ピラミッド)のなか。
「ほんとうにたすかりました。道にまよっちゃってどうしようかっておもってたんです」
「ほんと、たまたま見かけてよかったわ」
「・・・ところで、おねえちゃんはどこですか?」
「え?ああ、ええぇっっっっっっっっっっとぉ、ネ・・ネセトはここにはきてないんじゃ
ないかなぁ?あはは」
「?フェルティ?あの・・」
「わーっ、わーっ、わーっっ!ちょっと来てくださぁい」
そう言ってフェルティは健二を隣の部屋に連れて行き、声を低くして言いました。
「いいですか?クゥムちゃんとネセトはぜっっったい会わせちゃだめですよ!
出来ればここに来たことも知られない方がいいです」
「いや、もうすぐばれると思うんだけど・・・」
その時、急に隣の部屋への扉を開けてクゥムが入ってきました。
「フェルティおねえちゃん!!」
「はっ、はい?」
「おねえちゃんが来てないって言うのはうそでしょう?だってこのたてものからおねえちゃ
んのまほうのにおいがぷんぷんするもの」
「ひぃ〜ん」
考えてみれば住宅地にピラミッドが建っているだけでおかしいのですが・・・

「おねえちゃんがここに来るってわかったいじょう、ここをはなれるわけにはいきません」
「ええ〜っ!?」
そう言うとクゥムは健二の前に座ってお辞儀をすると
「そう言うわけですので、ぜひここにいさせてもらえませんか?
おうちのてつだいでもなんでもさせてもらいますから」
「あー、まあ、そこまで言うならいいけど・・・」
とは言いつつも、部屋の隅でうつろな目から涙を滝のように流しているフェルティを見ると
一抹の不安を覚えないではいられない健二でありました。

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相変わらずなんだか良く分からないストーリーと文章ですみませんm(_ _)m

それにしても文章の方は書いている時はもうのりのりで書いてしまうのですが
後で読み返すとかなり恥ずかしいものがあります(^^;;;

このシリーズもなんとか四作目(ストーリーは三作目)になりました。
まだまだ下手な絵と文章ですがもしよろしかったら次回作もお付き合い下さいm(_ _)m

それでは、感想などありましたら
会議室かメールなどにお願いしますm(_ _)m
 
        ふぁんたの会 【ら団】【Pら団】  CAB.