| 【メーカー】不明 【記録した場所】群馬県伊勢崎市K公園
 【記録した人】271828様
 【種別コンクリート製〜特殊型〜具象系、靴型、中型
 
  
 大変ご無沙汰しております。なかなか保存館向けの滑り台に出会えなかったのですが、昨日やっと「赤い靴滑り台」に出会えました。
 
 滑り台は人研ぎ、階段はスチールです。この大きさから私は「ジャックと豆の木」に出てくる巨人を連想してしまいます。靴を貫通する
トンネルはなぜ作られたのでしょうか?
 
 この公園の情報は以下で仕入れました。
 http://www.go-isesaki.com/Park_Kasu.htm
 この記事を見て広い公園を想像していましたが、実際に行って見るとそれほどでもありませんでした。
 (以上、271828様御投稿メールより引用)
 
 靴をモチーフにするなら、内側を空洞にすれば良かったのにと思う。誰でも思うだろうし、当然制作者だって考えた事と思う。
 にもかかわらず、最終アウトプットがこのようになったのには、どのような経緯があったのか。
 以下想像。
 
 1、技術的に無理だった。
 →空間を設けると脆弱になる等
 2、外部からの視線を遮断された空間を作ることへの懸念。
 →内部でよからぬ事をされたり、住み始める人が現れたり。
 3、現場の独断
 →「めんどくせえから中空じゃなくてムクにしちゃうぜ」的な
 
 あるいは、元々は中空だった可能性もある。というのも、もともとはトンネルなどを設けた築山だったものが、なんらかの理由で後から穴を塞いだという例もあるからだ。
 滑降部と階段は、滑り台としてごく一般的なパーツ形状をしているので、一般的な単式台の、支柱とデッキ部分のみにコンクリートにて装飾した物件とも考えられる。
 
 真実はいかに。
 
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